Gynecology
子宮がん検診・HPVワクチン
子宮がん検診
つくば市のほか、近隣の市町村の助成クーポンに対応しております。
同時に、経腟超音波による子宮・卵巣のチェックをご希望の方はお申し出ください(別途料金:2,530円〜)
同日に乳がん検診をお受けすることも可能です。※予約が埋まってしまった場合は別日のご案内となります。ご了承ください。
【受診可能な主な市町村発行クーポン】
- つくば市
- 土浦市
- つくばみらい市
- 阿見町
- 石岡市
- 稲敷市
- 牛久市
- かすみがうら市
- 美浦村
- 龍ヶ崎市
- 守谷市
- 常総市
- 下妻市
- 筑西市
- 桜川市
- 坂東市
- 境町
- 八千代町
- 小美玉市
- 笠間市
- 行方市
- 鉾田市
- 潮来市
- 鹿嶋市
受診期限などの詳細については、行政の健康増進部門にお問い合わせください。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)
つくば市の公費による定期接種/キャッチアップ接種に対応しております。(対象者は無料)
ワクチンの種類は、 4価ワクチン:ガーダシル、9価ワクチン:シルガード9(2023年4月〜)、となります。
自費によるHPVワクチンも行っております。
4価ワクチン(ガーダシル) | 16,500円(税込)/回 |
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9価ワクチン(シルガード9) | 28,000円(税込)/回 |
ガーダシルは、3回の接種(初回、2か月後、6か月後)が必要です。シルガード9は、初回接種が15歳未満の方は、2回接種(初回、6か月後)、15歳以上の方は3回の接種(初回、2か月後、6か月後)を推奨しています。
4価、9価ワクチンの違い
- ヒトパピローマウイルス(HPV)には200種類を超える型があります
- 婦人科の日常臨床において問題となるのは、子宮頸がん発症に関連する高リスク型(約14種類:16型、18型など)、性感染症の一つである尖圭コンジローマの主な原因となる低リスク型のうち2種類(6型、11型)です。
- そのうち、4種類のウイルスに対応するワクチンを4価ワクチン、9種類のウイルスに対応するワクチンを9価ワクチンと呼びます。
HPVワクチンがカバーするウイルスの型
- 4価ワクチン:ローリスク型の6型/11型に加え、ハイリスク型の内感染率の高い16型/18型を含み、子宮頸がんの原因の約65%をカバー1)
- 9価ワクチン:上記に加え、ハイリスク型5種類が追加され、子宮頸がんの約88%をカバー1)
引用 1)Sakamoto J et al. Papillomavirus Res. 2018: 6: 46-51